中国を代表する石刻群がある大足。
重慶市内からはバスで2時間の距離、石刻のある宝頂山までは交通の便が悪いので・・日帰りバスツアーに申し込む事にしました。
ヒルトンホテルで申し込んだのですが・・どうやら中国人向けVIPツアーだったみたいです。
案内は中国語のみ、英語すら通じませんが、何とかなります大丈夫!
最初に立ち寄ったのは大足市街にある昌州古城。
周辺の街並みも含め綺麗に整備されています。
大足石刻とは大足周辺14か所に分散する石刻群のです。
今回はその中の有名な2つ「北山石刻」と「宝頂山石刻」を訪れました。
まずは大足市街から15分ほどの山の中腹にある北山石刻です。
唐の時代から宋の時代に造られたものらしいですね。
日本で見られる仏像に近い気がします。おそらくこの辺りから日本に伝わったのかもしれません。
「孔雀明王窟」
この北山だけで約5000体の像が彫られているということです。
どれも素晴らしいのですが・・さすがに麻痺してきますね!
昼食は郊外農村部の食堂で・・
みんなで取り分け、中華スタイルです。
食堂外では近隣の農家さんが果物を売りに来ていました。
みかんが美味しそうなので購入!
いよいよツアーのハイライト宝頂山石刻へ
立派な参道を通り抜け・・
石刻群の核心部にやって来ました。
こちらの石刻は保存状態が良いのか?さらに見事です。
ひとつひとつの像が巨大で色彩も残っています。
もっとも有名なのは・・
「釈迦涅槃聖跡図」
あまりに巨大で全体を撮影するのが大変!
「千手観音」圧巻です!
いい作品群を見れたという満足感でいっぱいです。
ツアーに参加した甲斐がありますね!
帰りは重慶の洪崖洞で降ろしてくれたので、こちらで夕食を・・
「和家川菜」という四川料理のお店に入ってみました。
お粥、汁無し麺、点心など5品ほど注文。
その中でも、これは絶品でした。
茄子をフライドポテトのように揚げたものに甘辛醤油で味付け。
この日は洪崖洞から見るビル群のイルミネーションがきれい!